兄に捧ぐ讃歌
こんにちは。もがです。
私は2人兄妹なんですが、昨年兄が難病指定されている病気になりました。兄は実家から離れた場所で働いているので、両親は病院に通ったり大騒ぎに。(前に兄に電話したときに、こないだすっごい胸が苦しくなることがあって、救急車を呼ぼうか迷ったんよ。もし俺が死んでも、お前にいくばくかのお金がいくからいいかハハハ・・・って、ハハ・・は?いらん!救急車呼ばないかん!ハハハちゃう!って言ってたんですが、不穏な空気は現実になりました。)
兄は、世間で言う理系男子で、思考が理系なので、感情で生きている私とはもはや奇特な生物とのふれ合いという感じで、普通に仲いいです。
そんな兄が入院し実家で何ヵ月か病気療養することになりました。そしてあっと言う間にもう職場復帰をすることに。
私は遠くから応援することしかできないけど、いい加減で、いい塩梅で頑張ってね。仕事ばかりで心を枯らさないで、たまには実家に帰ってきたりのんびりしてね。
そんな兄のことをぼんやりと思うと、小さな頃二人でビデオテープが擦りきれるくらい何度も見た「カリオストロの城」を思い出して、なんかとてつもなく無性に見たくなって、Amazonプライムビデオで購入。速見っ。(時代か)
小学生くらいだったと思うんですが、もう本当に2人でカーペットにねっころがったりして、ずーっと見て、おんなじとこで笑ってってしてたんですよね。その頃はそんな時間が延々に続くような気がしていたけど、いつのまにかお互いアラフォーになっとったがな。そして兄は無理がたたって病気にもなったりしたがな。
オープニングとエンディングテーマがなんか沁みる・・・るるる~です。
私は、庭師のおじいさんが、ルパンや銭形警部や警官隊が去っていく姿をみて「なんて気持ちのいいやつらだろう」ってつぶやくんですけど、なんかそこがすごい好きで。寂しいけどなんか好きで。
うちの兄は、私のなかでそういう存在なんです。無茶苦茶へりくつばっか言うけど。目立ったりとかせんけど。間違いなく善人なんです。だから、なんか無理せずのんびりと穏やかに暮らして欲しい。そう願ってやみません。
久しぶりにカリオストロの城を見て、っていうかAmazonプライムビデオで作品を購入したの初めてなんですが(プライムって基本プライムの範囲内で楽しむもんだと思ってます笑)、これは本当に不朽の名作ですね。間違いねえや。今度好きなシーンベスト3くらい語りたい、いや語ろうっと!
今はこれが精一杯(^^)